「サイドFIREを目指すなら、保険って見直すべき?」
私たち夫婦が最初にやったことの一つは、“医療保険と生命保険の解約”でした。
この記事では、FIREを意識し始めた私たち夫婦がなぜ保険を解約したのか?
そして「資産が増えるほど保険がいらなくなる理由」について、実体験ベースでお話しします。
なぜ保険を見直したのか?
サイドFIREを目指すうえで、まず最初に見直したのが固定費。
特に、毎月払っていた夫婦合わせた保険料(約2〜3万円)は、大きな出費でした。
「このお金があれば、インデックス投資に回せるのに…」
「そもそも、保険って本当に必要なのかな?」
そんな疑問から、保険をゼロから見直すことにしたんです。
解約した保険
- 夫婦の医療保険(入院・通院保障)
- 夫の生命保険(死亡保障型)
結果的に、月々2万円以上の固定費削減につながりました。
資産が増えるほど「保険がいらない理由」
FIRE戦略を理解すればするほど、「保険にお金をかける必要性」が薄れてきます。
その理由は、主に以下の3つです。
① 緊急資金を自前で準備できるから
FIREを目指す過程では、最低限「生活費の6ヶ月〜1年分の現金」は確保します。
これがあれば、突然の入院や手術にも自分の資産で対応可能。
医療保険の最大の目的=「急な出費に備えること」
でもFIREの資産形成が進めば、それを自分でカバーできるようになります。
② 医療費は意外と「公的保障」でカバーできる
日本の医療制度は手厚くて、高額療養費制度があります。
たとえば、70歳未満の方なら「月8万円程度で頭打ち」になるケースも。
→ 高額な医療費を心配して、月々数千円を何十年も払い続ける必要性は…?という疑問が出てきます。
③ 生命保険も「資産が遺族保障になる」
夫の生命保険も、見直しました。
「もし夫が亡くなったらどうしよう…」という不安も、FIREに向けて蓄えた資産そのものが“遺族保障”になってくれます。
見直した結果どうなった?
- 毎月の支出が約2万円以上減少
- そのぶんを投資や自己投資にまわせる
- 「保険に守られる」ではなく、「資産で自分を守る」という感覚に変わった
これは、FIRE戦略でいうところの“自衛力の強化”そのものです。
保険の見直しは、サイドFIREの第一歩
もちろん、全員が同じように解約すべきという話ではありません。
ただ、以下の人には「保険の見直し」は非常に効果的です。
- すでに緊急資金を持っている
- 投資や副業で収入源を分散している
- 公的保障について正しく理解している
まとめ|“安心”は「保険料」ではなく「自分の資産」で買う時代へ
私たち夫婦は、サイドFIREを意識し始めたとき、保険料を「支出」ではなく「投資」に変えることにしました。結果、心の余裕と資産の伸びを両立できたと実感しています。