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ポートフォリオ|FIRE民は“分散ポートフォリオ”の理解が必須

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■ 投資って、なんでこんなに不安になるんだろう?

NISAやiDeCoが話題になり、これから投資をはじめようと思っている人、投資を始めた人も多いと思います。 でもこんな不安、感じたことありませんか?

「お金が減る可能性があるのは嫌。投資に踏み切れない」

「せっかく積み立ててるのに、最近株価が下がってきて不安…」
「次、いつ暴落が来るの?どうすればいいの…?」

実はこの不安、すべて“相場の仕組み”をちゃんと知らずに始めてしまうことが原因なんです。相場の仕組みを知り、自分に合ったポートフォリオを構築することでこの不安は解決できます。完全に不安を解消することはできませんが、少なくとも軽減することができます。このようなポートフォリオを使うことで、有名な投資家達は恐怖を克服して莫大な資産を築いています。

私も、以前は理屈ではインデックス投資をしていれば、将来的には元本割れすることはない。とわかっていても、下落相場が恐怖でした。寝られない日もありました。しかしポートフォリオを理解することで、恐怖を克服し、むしろ、下落相場を活用できるようになりました。

あなたもこの記事でポートフォリオを理解して、充実した投資ライフを楽しみましょう。

以降ではまず、投資の問題を解説します。その後に、問題を解決するたまのポートフォリオを解説します。

■投資の問題1  投資には“波”がある。だから全ツッパは危険

投資の世界では、どんな資産も永遠には上がり続けません。
なぜなら、経済にはサイクル(波)があるからです。

  • 景気が良いとき → 株が強い
  • 景気が悪いとき → 債券や金が強い
  • インフレが進むと → 現金の価値が目減りする

つまり、「これさえ買っておけば安心!」という資産は存在しないということ。

■投資の問題2 ある日突然やってくる“暴落”

経済サイクル以上に、投資家が警戒すべきなのが**“暴落”**です。

  • 2008年:リーマンショック
  • 2020年:コロナショック
  • そして次がいつ来るかは、誰にも分からない

全力で株を買っていた人が、一晩で資産が半分になったり、
心配になって売ったあとに、すぐに株価が回復して後悔したり──

投資における「焦り」や「迷い」は、この不確実性のストレスから生まれます。

暴落の詳細はこちら

■ 解決策は?「分散ポートフォリオ」があれば安心できる

投資の不安を和らげ、長期的に安定した資産形成を実現するには──
「資産を分けて持つ(=分散ポートフォリオ)」ことが不可欠です。

「株だけ」「債券だけ」「金だけ」に集中するのではなく、
それぞれの役割の異なる資産をミックスすることで、相場の上下に柔軟に対応できる体制が整います。

◆ どういうときに、どのアセットが強いの?

経済状況ごとに、「活躍する資産」が異なります。
これは例えるなら、天気によって着る服を変えるのと同じ。
“いつも同じ資産”に頼っていると、寒暖差で風邪をひいてしまいます。

経済状況有効な資産備考
景気拡大期株式企業の利益が伸び、株価上昇しやすい
景気後退・不況債券利下げで債券価格が上昇しやすい
インフレ時金、コモディティ通貨の価値が下がる中で実物資産が強い
デフレ時現金、短期債券金利が低くてもリスク回避先として有効

◆ 攻めの資産 × 守りの資産

  • 攻めの資産:株式、REIT、暗号資産(ハイリスク)
    長期的に資産を増やす力がありますが、値動きが激しく不安定。暴落時に最も大きく下がります。
  • 守りの資産:債券、金、現金(ローリスク)
    急な下落時のクッション役。価格の変動が少ないため、資産を守る「安全弁」として機能します。

この攻守のバランスを取ることで、
ある資産が下がっても、別の資産が上がる or 安定しているため、全体の資産価値が極端にブレにくくなるのです。

◆ 「リバランス」で資産を育てる仕組みに変える

分散の力をさらに活かす方法が「リバランス」です。

🔁 リバランスとは?

ポートフォリオの配分が、当初決めたバランスからズレたときに「元の割合に戻す」作業のことです。

🔍 たとえば…

  • あなたが株式60%、債券40%で始めたとします。
  • 1年後、株式が好調で比率が70%になっていたら、株を一部売って債券に振り分ける

逆に、株が大きく下がって債券が上がっていたら、
債券を一部売って、安くなった株を買い増すことになります。

💡 これが意味すること

  • 上がりすぎた資産を利益確定できる
  • 下がった資産を安く買い増せる
  • つまり、「高く売って安く買う」=資産を育てる動きになる

リバランスは地味ですが、長期投資における最強の“仕組み的利益確定”手段ともいえます。

◆ 分散+リバランスは、精神的安定にも効果絶大

投資のストレスの多くは「値動きに振り回されること」にあります。

でも、分散されたポートフォリオを持っていれば──

  • 株が下がっても「債券や金が支えてくれている」と思える
  • リバランスを通じて「下落はチャンス」と思える
  • 日々の相場を“気にしすぎる必要がない”

これが、FIREを目指すあなたにとって最大のメリット。
仕事や副業に集中しながら、ほったらかしでも育つ資産構成を実現できます。

■ 分散ポートフォリオの具体例3選【初心者でもOK】

① ポテトカウチ・ポートフォリオ

  • 株式50%
  • 債券30%
  • ゴールドや現金20%

「ソファでポテチを食べてても大丈夫」なレベルでシンプル。
暴落時のダメージも抑えられる、初心者に人気のバランス型です。

② 年齢=債券の比率(年齢ポートフォリオ)

年齢分だけ債券に割り振る、というシンプルな方法。
たとえば34歳なら「債券34%、株式66%」。
年を重ねるほど守りを厚くできるので、自然とリスクを下げられます

③ オールシーズンズ戦略(レイ・ダリオ)

世界的投資家が提唱した超分散型の戦略。
経済の四季(好況・不況・インフレ・デフレ)に備えて組まれています。

  • 株式30%
  • 長期債券40%
  • 中期債券15%
  • 金7.5%
  • コモディティ7.5%

どんな経済状況でも大きく崩れにくい構成。FIRE後の資産運用にも◎。

オールシーズンズ戦略の詳細はこちら。FIREマニアの改良版も説明しています。

■ 資産のステージ別|おすすめポートフォリオの組み方

投資のゴールが「FIRE」なら、資産の成長段階に応じてポートフォリオの配分も見直す必要があります。

● 資産形成初期(これから始める人)

  • 株式メインで攻めの姿勢OK(株式80〜90%)
  • 長期で見るなら、一時的な下落はチャンス
  • 小額でも「投資に慣れる」ことが最優先

● 資産形成中盤(資産が300万〜1000万円台に)

  • リスクとリターンのバランスを意識
  • 株60%、債券30%、金や現金10%など ※ただし、メンタルが問題ない人は株式80〜90%でも良いです
  • 一時的な下落に耐えられるよう備える

● 資産形成完了・FIRE直前〜後

  • とにかく「減らさない」が正義
  • 債券や現金を増やして守りを固める
  • 株式40%、債券50%、金・現金10%などがベース

■ まとめ|「何を買うか」より「どう組むか」が大事

投資って、つい「どの銘柄が伸びそうか?」に目が行きがち。
でも、本当に大事なのは**「どんな配分で持つか」**です。

ポートフォリオを分散させることで、

  • 不安に振り回されない
  • 下落に強くなる
  • 長期目線で安心して積み立てられる

FIREを目指すあなたにとって、ポートフォリオは“盾”であり“土台”
収入が増えていない今でも、「守りながら増やす」仕組みは作れます。

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