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36平米の空間で、夫婦+在宅ワークでも快適に暮らせるのか?
36平米。夫婦2人+在宅ワーク。
一見「無理がある」と思われがちなこの環境で、私たちは日々快適に暮らしています。
その理由は、“モノと常識を徹底的に捨てた”からです。
この記事では、実際に捨てたモノの一覧と、それによって得られた空間と快適性を部屋別にご紹介します。
最後に実際の間取り図も掲載しています。
なぜ「捨てる」必要があるのか?|狭い家での暮らしの葛藤
以下のような課題に、1つでも思い当たることはありますか?
- モノは減らしたいと思っているのに、なかなか手放せない
- 「もったいない」「使うかもしれない」が頭をよぎる
- 家が狭いと感じているけど、整理整頓しても限界がある
- 在宅ワークのストレスが増え、家で落ち着けない
私たちも同じ状況でした。
整理整頓だけでは限界があります。物理的に“モノを持たない”選択が必要でした。
実際に手放したモノとその理由
キッチン|“便利そう”を疑う
- 食器は食器棚に入る量まで厳選。使いやすさ重視。
- 使わない調理器具・高いお鍋など、スペースをとっていた物を処分。
- 紙皿・紙コップ・ストロー・割り箸など、100均の消耗品のストック癖を見直し、全処分。
リビング|“あって当然”を捨てる
- テレビ・テレビ台
- ラグマット・ソファー・間接照明
→視覚的に空間を圧迫し、掃除も手間なものばかりだったため処分。
仕事部屋|“過去と未来”に場所を奪われない
- 紙の本 → Kindleに移行
- 書類 → スキャンして廃棄
- 映画パンフ・ショップ袋 → 写真だけ残して処分
- シュレッダー自体も処分
寝室|“美と余裕”の最適化
- ドレッサーを廃止、コスメは最小限に
- クローゼットに入る量に服・バッグ・小物を調整
- フットマッサージ器など、使っていない美容家電も処分
その他エリア|“なんとなくある”をゼロにする
- 掃除機 → クイックルワイパーで代用
- 布団乾燥機 → 天日干し・除湿対策で不要に
- 靴 → 日常3足+冠婚葬祭用1足で十分
- 屋外収納 → BBQセット・高圧洗浄機など未使用品をジモティーで譲渡
ビフォーアフター|モノを手放すことで得られた変化
項目 | Before | After |
空間 | 常にモノに圧迫されていた | 余白があることで動きやすく |
精神面 | 散らかった状態がストレス | 無駄な情報が減り、集中力UP |
家事 | 掃除が億劫 | 掃除が短時間で完了 |
所有物管理 | “何を持っているか”把握できない | モノの全体像が明確に |
FIREマニア夫妻の実体験|「捨てる」は最強の空間改善
この方法は、SNSで見かけたアイデアではなく、私たちが日々の暮らしの中で試行錯誤して実践した手放し術です。
FIREという選択をしたからこそ、「空間と心に余白があること」が最も重要だと実感しました。
それでも「捨てられない」あなたへ|写真・譲渡という選択肢
- 「思い出がある」「売れそう」→ 写真を撮る・メルカリに出す
- 「誰かが使ってくれたら…」→ ジモティーで譲る
“捨てる”ことに抵抗があるのは自然なことです。
ですが、手放したモノにではなく、これからの生活にフォーカスすることで、決断しやすくなります。
36平米でも、ここまで変わる|我が家の間取り図
この捨て方を実践した結果、36平米の空間でも、
- 食事スペース
- ワークスペース
- リラックススペース
- 睡眠スペース
すべてをムダなく確保することができました。
👇実際の間取り図はこちら
あなたもできる、最初の一歩
- 各部屋を見渡して「最近使っていないもの」をメモ
- 収納スペースを基準に「残す基準」を明確に
- 捨てにくい場合は「写真に残す or 譲る」ルールを導入
まとめ
36平米でも、夫婦+在宅仕事で快適に暮らせる。
それを実現するには、空間の最適化=捨てることが必要です。
もし今、暮らしに息苦しさを感じているなら、
「家の広さを変える」より先に、「モノを減らす」ことから始めてみてください。
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